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ウェブスマート+スイッチSB-GS1800シリーズ 運用例

ネットワーク見える化によるLANの効率的な監視

見える化機能の概要

 ウェブスマート+スイッチSB-GS1800シリーズは、接続機器可視化機能(DMS: Device Management System)により、LAN内の見える化を実現します。接続されている機器の状態が一目でわかるので、LAN内で障害が発生したとき、問題が発生している機器を容易に特定することができます。また、モバイル端末も有線接続されている機器同様に表示することができるので、無線LANへのただ乗りのような不正アクセスの発見も簡単です。

 

トポロジービューにより、LAN内の機器接続を見える化

 本スイッチと接続されている、同一セグメント内のネットワーク機器及び端末を、すべて表示することができます。モバイル端末や仮想マシンも、有線で接続されている機器同様に表示するため、見落としがちなLANの隅々まで可視化することができます。 下図は、ネットワーク全体をトポロジービューで表示した例です。SB-GS1800シリーズの機器を左端にして、ツリー図状に接続されているすべての機器が表示されます。Web GUI上で表示可能で、全体図を画像で保存することもできます。

※アンマネージドスイッチ、スイッチングハブ等のIPを持たないデバイスについては、表示の有無及び表示位置が正しくならない場合があります。

 

 

フロアビューにより、実配置での状態を見える化

 本機能を使うと、下図のように、オフィス内の実際の機器配置図上で、各機器の状態を見ることができます。緑のバルーンは指し示す機器がオンラインであることを表し、赤のバルーンはオフラインを表します。各バルーンについている番号は右端の機器一覧の機器番号を表しており、機器の詳細情報はそこで知ることができます。また、バルーンをクリックするとクリックした機器の詳細情報が表示され、確認とデバイス名の編集を行うことができます。

※機器配置図の画像は別途用意する必要があります。 ※機器配置図上へのバルーンの配置は、手動で行う必要があります。

1000台までのネットワークに対応可能!

 基本的にはサブネットマスクが24ビットのクラスCのプライベートIPアドレスにのみ対応しますが、別途3個のサブネットを指定できるため、部分的にクラスBのプライベートIPアドレスにも対応できます。 例えば、172.16.0.0/16の全体を見ることはできませんが、初期値で172.16.1.0/24を、追加で172.16.2.0/24を指定すると、指定した2つのサブネット配下のLANを見える化できます。同様にして、最大4サブネット、機器数1000台までのLANを見える化できます。

既存のネットワーク環境のどこに接続してもLANの全体を監視!

 本機で見える化を実現することのみを目的とする場合、既存のネットワーク構成を変更する必要はありません。ネットワークのどこに接続しても、同一セグメント内の見える化を実現します。

 

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